【APPLAND インタビュー第2回】斜落せつな|VTuber最協決定戦 Ver.STREET FIGHTER 6 第二幕 優勝記念インタビュー

Q1. VTuber最協決定戦 Ver.STREET FIGHTER 6 第二幕 優勝、改めておめでとうございます!激闘を制し、見事頂点に輝いた今、まずは率直なご感想をお聞かせください。

もう、本当に、チームのおかげで優勝できました!そこを強調して伝えたいです!

もちろん自分が大将だったということもあって、最後の試合を決めたというところはすごく嬉しいんですけれども、「大将戦勝ったね!」より「チーム全体で勝ったね!」っていうことをすごくみんなに分かってほしくて、つい言っちゃいます(笑)

Q2. 獅白杯では悔しい結果に終わってからわずか数ヶ月でV最優勝へと、この短期間でどんどん結果を残していく中で、ご自身が特に意識されていたことや「ここは成長できた、頑張った」と感じる部分を教えてください。

意識していたことでいうと、技術よりもメンタルですね。大会ってどれも緊張するので、練習したことが出せないっていうことがよくあるんですけど…獅白杯では特にそうなっちゃって。悔しい結果になってしまったんですけど、「あれって何だったのかな」って振り返って、自分は何が悔しかったんだろうって深掘りしてみたんです。

そうしたら、一番は持ってきたものを緊張で出せなかったっていうところが一番悔しくて。読み合いに負けてしまったとか、そういうことより何よりも、それが申し訳なかったんです。教えてくれた人にも申し訳なかったし、活かしきれなかったな…と反省しました。

じゃあ、「どうやったら次は緊張しなくなるかな?」と考えて、V最では最初から決めていたことがあって。ちょっと失礼な言い方なんですけど、「緊張して持ってこれなくても、もうどうでもいいや!」っていう心持ちで挑んだんです。試合の最中にミスを引きずってしまうのをやめたかったので。せめて普段やれてる他のことをやろうって、そっちにフォーカスするのが大事だなと思って、この「ミス気にしない」精神で向き合えたのが、一番大きかったなと思います。

なので、成長できたなと感じるのはV最という大きなイベントにそのメンタルで挑めたことかなと!まさに獅白杯だったり、過去のイベントに出させてもらったことが経験になっているんだと思います。

あとは生活面も変わって、V最の練習に入ってから、一度もパチンコ・スロットを打ちに行っていません!(笑)さらに今は筋トレにハマっているので、ストイックに、「めざせときどさん」でいかせていただいております。

Q3. 今回は「大将」として、緊張やプレッシャーがあったかと思います。その中で、コーチやチームメンバーからのアドバイスやサポートは、せつなさんのメンタルや試合運びにどう影響を与えましたか?

さっきお話しした「ミス気にしない」の心持ちなんですけど、それをより強固にしてくれたのは、チーーーーーーーーーームのおかげなんですね。この「チーム」のところ、伸ばし棒でお願いします(笑)

今回ずっと「スベってもいい」という気持ちで喋っていたんですけど(笑)そんな気持ちになれるのって、皆さんの人柄の良さがあってこそだなと思うんです。リラックスしてボケをかましても、みんな「いやいやいや」って言いながらもノリノリで乗ってくれる。正直、チームメンバーを困惑させて楽しんでました(笑)それに応えてくれるメンバーのおかげで、緊張しなかったなと思っています。

ゲーム内の面で言うと、コーチのどぐらさんが対戦キャラクターを1キャラずつ全部詳しく、当日までに教えてくれていたんです。その積み重ねのメモを本番前に見直したりしていたので、「言われたことを少しでも出していければ試合運びはうまくいくな」という状態で臨めました。勝てた試合は「これをやればいいんだ!」っていうのを明確に持てていたので、それはやはりどぐらさんのおかげですね。

あと当日、どぐらさんがいらっしゃらないタイミングがあって、そのときはチームコーチのりゅうせいさんに助けていただいて。大将戦のところで、本当にスポットで「JPがやられたら嫌なこと」をJP使いのりゅうせいさんに教えてもらったんです。その日に教わったばかりのことだったんですけど、すごく分かりやすくて、明らかに1回通ったんですよ!

だから、事前に積み上げてもらったものと、当日その場で授けてもらったもの、その両方が試合運びを支えてくれたなと思っています。

Q4. 「熱血硬派ファイトクラブ」は非常に熱く個性豊かなメンバーが集まったチームでした。スクリムから本番の期間を通して、特に印象に残っているチームのエピソードがあれば教えてください。

はい!!「せちゃーな、りんりんりんりんりん♫」です!!!(笑)

あと、掛け声をチーム練習1日目に決めたんですが、練習期間を重ねていくうちに、「熱血!硬派!ふぁいとぉ〜!クラブ!」の最後に「V!」をつけるかつけないかで論争になりまして。

まず不破さんは「俺はつけたいよ」って言いながら、実はVを言いたがらなかった派。レオスさんはVに好意的。で、ツルギさんはVのアンチでした(笑)私は全肯定で「Vをつけたいです!」派。でもつけたくない人がいるということで、練習の中で次第になくなっていったんですけど…

そしたら本番、インタビューで「掛け声やってくださいよ〜」と振られて。もう感動しましたよ、私。そんなフリがあるのかと!本当に感動しまして…! 思い切ってVをつけて言ってみたところ、そこからはずっとVがつく流れになりました。みんな反抗とかしなくなったんで、「やっぱ何事も強行突破するのが一番いいな♪」と感じたことを覚えています。

それがずっとずっと私の中で面白くて、「結局これいいのかな?」って思って過ごしました。今となっては「嫌だ」って言ってたツルギさんとかも、実は本当はVのことをすごい好きだったんじゃないかなって思ってます(笑)

あと、これは結果論なんですけど、優勝できたのでビクトリーのVだったかなと思っています!

Q5. 決勝戦の舞台では普段から交流のある如月れんさんとの対戦となりましたが、決勝で戦うことになった際のお気持ちをお聞かせください。

れん君が決勝の場にいるっていうのは、すごい納得性があるというか…やはり練習量もすごいです。どちらかというと私は普段緊張で「技出ないよー」とか「メンタルがー」とか言ってるタイプで、もちろんれん君も人間なので絶対に緊張してるはずですけど、彼女はプレイを重ねて、確かな練習量で大会に合わせてくるんですよね!

プレイスタイルにも実直に出てて、「もうすごいやり込んで対策してるな」と感じるというか。だからやっぱ決勝にいるのはさすがだなぁと思ったし、リスペクトしてるからこそ、正直最初は「これ勝てるかな?」というのはありました。

最初は不安だったんですけど、戦っている中で、こんなに強いプレイヤーとこの決勝で当たれてうれしいって、なんだか勇気をもらいました。やっていく中でどんどん楽しくなっていく、そんな印象の決勝戦でした。

Q6. 決勝戦という緊張感の中、せつなさんが披露された「中足確認」の精度に驚かれた方も多かったと思います。約14フレーム(約0.233秒)というわずかな時間の中で立ちやられを判断し、正確に技を派生させる超高難度技ですが、攻防の中でどのような判断で繰り出されたのでしょうか?また、決まった瞬間の手応えも教えてください。

はいはいはいはいはい!(テンションが上がっている様子)

そうですね、まず 14 フレームについて。格ゲー用語で恐縮なんですが、あれは状況確認込みなので「14 フレームを見てやってる」というより、読みも含めて「14 フレームの確認が成功するか…?」みたいな感じでした。目押しで 14 フレームを毎回やっているかというとそうではなく、狙いをある程度つけた上で打ってる技。「狙っていたことがちょうど起きた!」という感じでした!

なぜそれを狙ったかというと、あの時、れん君が状況的にすごく緊張する場面だったんです。どうしてもそういう時って自然と後ろに歩くことが多いんですが、後ろに歩くと中足って当たるんですね。エレナは中足確認を求められるキャラクターなんですが、「まさにここ、絶対歩くだろうな!」と対戦中に思ってたら、やはり歩いていて。中足確認1点のみに絞って技振りをしたので、それが刺さって上手くいった形でした。

やっぱりれん君もだいぶガードが固かったので、基本的には中足が当たってくれないんですけど。エレナでずっとやってきたこととか、今までのれん君との、そして決勝戦にわたる読み合いが重なった結果、「ここは当たるだろう」というところでボタンを押せたのは、今までのスト6&エレナと全ての経験が出たなと思って、本当に嬉しかったです!

Q7. 今大会では、対戦相手とのMR(マスターランク)の差や、苦手意識を口にされていたキャラクター(リリー、マノンなど)との対峙もありました。具体的にどのような対策や戦略を意識して本番に臨まれましたか?

苦手なキャラクターに関してで言うと、どぐらさんに教わった行動、基本的にラッシュなんですけど、あれしかしないと徹底しました。できなかった時はやっぱり読み負けたし「これしかやらない!」って決めたことは突き通して。カウンターをもらった時はもう全部「しゃーない」で臨みました。1点に絞ることで、ある程度安定感が出るというか。

MRに関しては、もちろん格上の方が多いので、攻略の難しさみたいなのはあります。でも、会場の人たち全員上手いんで、正直MR差は今回のV最に関してはあまり意識しなかったことですね。どちらかというとキャラ相性とか苦手キャラには思ってきたことをやって、通らなかったらドンマイ!としか思ってなかったです。

その気持ちが良かった点にもつながったと思うし、逆に言ったら良くなかった点でもあるかもしれないですね。今後の糧にしようと思っています!

Q8. 大会優勝という結果を残し、さらにMR2000到達も目前に見えているせつなさんですが、次なる目標はどこに見据えていますか?

「誰々にリベンジ」というのはあんま感情として芽生えなくて。もちろん悔しい試合もあったし、「またやるなら絶対勝つぞ!」とは感じています。でも今はそれよりは、エレナの練度を上げたいなと考えることの方が多くて。

平たく言うと、エレナの練度を上げて、分かりやすい指標としてMR2000。いや、なんならレジェンド行けるよ!ってこれ本当にちょっと嬉しいんですけど、どぐらさんにも言ってもらったので!言ってもらったからには「ほら!いけたね!」「行けたよどぐらさん!」みたいな報告をしたいですし、単純に結構ゲームのランクを上げるのが私は好きなので、エレナのMRを上げることは一つの目標にしています。

MRだけをフォーカスしているというより、エレナが上手くなって、良いプレイの内容でMRを上げたい。上手くなったところについてくるのがMRかなと思っています。

エレナを極めていく状態の中で、メンタル面だったりキャラ対策への理解度とか、もっと深いところを上げていけたら嬉しいなと思っています!

大会やイベントの参加も、本当にモチベーションをいただけるので、出れるならば出たいなという気持ちはずっと持っています!

やり込みが大事と思っているので、「普段からエレナも頑張って、イベントも勝てるように頑張る!」という感じですね(笑)

——「個人の技術やエレナを極めたい」という目標を核にしていらっしゃる一方で、大会は格ゲーマーとしてのステップアップのための大切な経験なんですね。

そうですね。イベントに出させてもらうとモチベーションがあがる面も大きいんですけど、次にあるのが技術面の向上。普段のランクではそこまで深いところまで掘れていないキャラとの対戦があったりするので、イベントの機会に対策をして…というのがランクにも生きてくるのでありがたいです。

何よりイベントは本当に嬉しい! スト6で有名な対戦相手の方々と格ゲーで対話できちゃう上にエレナの練度も上がっちゃっていいことづくめです!ゲームに対して良い効果しかもたらさないので、本当にイベントや大会の参加はめちゃくちゃバフになってます。

Q9. 最後に、いつも応援してくださっているファンの皆さんへ、メッセージをお願いいたします!

まずは普段から応援してくれてる人へ、本当にいつもありがとうございます。今回から初めて知ったよ!という方も、普段から応援してくれてる方々と一丸となって応援してくれたなぁ…と感じておりました。

というのも、パブリックビューイングをやっている現場の動画を後からいくつか見たんです。「せつーなー!!頑張れー!!」って、試合を見ながら声を荒げるくらいに応援してくれていて。

それを見た時に、普段皆さんがコメントで「頑張れ」って言ってくださってるその一つ一つのリアルさを知って、「こんな感じで応援してくれてるんだ」っていうのを実感して、リアルに結構号泣してしまいました。いつもみんなこんな気持ちでコメントを打ってくれてるんだな、と思ったら本当に涙が出てきて…。

もちろんそれ以前からありがたいな、嬉しいなと思っていましたけど、リアルな音声を聞いて、本当に冗談じゃないくらい!みんな温かいなと思って…!今まで「よかったら応援してくれると嬉しいです!」と言ってきたけど、みんなが応えてくれるっていうのは本当に奇跡的だなと感じました。

…なんか同じことしか言えなくなっちゃいました(笑)けど、本当に本当にいつもありがとうございます!!

■斜落せつな

YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@SharakuSetsuna-on7ud
公式X(旧Twitter):@Setsuna_VPI

目次